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山本由能(ペットフーディスト、ペット栄養管理士、犬の食事療法上級インストラクター師範)

「愛犬との暮らしをきっかけに犬の栄養学をたくさん学び実践してきました。
私が作ったごはんを愛犬が喜んで食べてくれる様子を見るのが何より幸せ。
愛犬の心と体を健康にするごはんを多くの人に伝えていきたいと思っています。」

 

みなさんの愛犬はちょうど良い体型ですか?私たち飼い主の感覚からちょうど良いと思っていても獣医師に肥満と診断されちゃったというのは、よく聞くことです。

 

丸みをおびた体形は愛らしく感じますし、少しくらい太っているほうが病気になったときでも体力に余裕があるような気がするものですよね。ですが、肥満が万病の元であることはヒトと同じで犬たちも関係が深いもの。

反対に痩せすぎの場合も栄養不足で免疫力が低下することがあります。健康維持のためにはできるだけ適正体重を維持してあげましょう。

 

今回は愛犬の適正な体重の判断基準と体重を食事で調整する方法についてペットフーディストの山本が説明します。

 

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愛犬の適正体重とは

同じ犬種であっても筋肉量や骨格の違いは大きいですね。そのためこの犬種だから何㎏が理想ということはいえません。

見た目の大きさだけでなく手で触って確認することも大切です。

 

たとえ大きく見えても、それは筋肉が発達していて脂肪が少なければ肥満ではありませんし、痩せていても筋肉量が少なく脂肪だけがついている場合は健康的な体型とはいえないです。

 

私の以前の愛犬(イタリアングレイハウンド)は、散歩中に「ほそい、ほそすぎるー!」なんて言われることがよくありました。外見はとても細く見えるのですが、実際は適度に筋肉や脂肪がついている適正体重だったのです。

 

体型がちょうど良いかどうかを評価する方法として、多くの動物病院でも採用されているボディ・コンディション・スコアというものを参考にすると良いでしょう。

下の表のとおり5段階で示したもので、理想の体型は真ん中のBCS3です。

みなさんの愛犬はどれにあてはまりますか?

 

参考資料:環境省「飼い主のためのペットフードガイドライン」体重管理について

 

BCS1:痩せ(見た目からも骨の形がよくわかる、触っても脂肪が感じられないなど)

BCS2:やや痩せ(触ると肋骨がよくわかる。お腹もしっかり吊り上がっている)

BCS3:理想体重(触ると肋骨に触れられ、脂肪が多すぎない。ウエストのくびれもある)

BCS4:やや肥満(脂肪がやや多が肋骨は触れる、ウエストのくびれがわかりづらい)

BCS5:肥満(脂肪が厚く、肋骨に触れられない、ウエストのくびれはないか見られない)

 

見た目(イラストのような感じ)だけでなく、実際に触れて脂肪や筋肉のつき方を感じた結果を評価に加えてください。

 

もちろん、生後半年までの子犬であればBCS4に見える場合が多いでしょう。これは成長期の特徴的な体型ですから肥満ではありませんね。

反対のケースではハイシニア犬はたくさん食べても吸収されにくくなり、筋肉量も落ちるのでBCS1のようになってきますがこの段階で無理に太らせようとするのはかえって体に負担が大きくなります。このように条件によっては理想体型が違ってきます。

 

出来れば定期的に体重を測って確認することも大事です。

太りすぎ、痩せすぎを防ぐことでできるだけ長く健康で暮らせる体の維持を目指しましょう。

 

 

自分では判断が難しいとか気になることがあれば、心配な場合はかかりつけの獣医師に相談してみてください。

動物病院は病気になってから行くというより、定期的に健康状態のチェックをするために行くという意識を持つことがおすすめです。

 

食事での調整方法

肥満は多くの病気の原因になり、痩せすぎは免疫力の低下につながります。成犬(小型犬なら1歳から8歳くらいまでが目安)の間は、適度な筋肉量を保つことも大事。そのためには運動が欠かせませんが、ここでは愛犬にあった食事の種類や量をお伝えします。

体重を減らしたいとき

愛犬をダイエットさせたいときに間違いがちなのは、ドッグフードを減らしすぎること。ダイエットは「ゆっくり、あせらず」が大事です。

ダイエットをあせることは愛犬にストレスを与えてしまうからです。

 

たとえば、体重5㎏の犬の場合、理想的なダイエットは1週間に50g減らすことを目標にします。(体重のおよそ1%)この子が500g減らすには10週間かけるつもりで取り組んでみてください。

 

<ドッグフードを減らす前に>

・おやつを与え過ぎていませんか

・自分以外の家族がこっそりおやつを与えていませんか

・散歩の時間や距離が短すぎませんか

・ドッグフードを与える量がいつのまにか多くなっていませんか

 

上記のこともクリアしたうえで、まずはドッグフードを1~2割だけ減らして様子をみましょう。

フードの量が減ると愛犬がストレスを感じ出していないかも観察しておきましょう。もし、イライラして吠えることが多くなった、前足を舐め続けるなど異変がある場合は、減らすだけでなく低カロリーなものと置き換えるなどの工夫が必要です。

 

<野菜スープをプラス>

食べる量が減るとストレスを感じる愛犬の場合、フードよりも低カロリーなものをトッピングすることがおすすめです。特に野菜スープは健康維持にもおすすめです。

おすすめの野菜は大根、白菜、かぶ、ブロッコリーなどです。ジャガイモ、ニンジン、カボチャのように糖質が豊富なものは与え過ぎないよう少量でスープ状にして与えるのでおすすめです。

 

何をトッピングしたら良いかわからない場合は、次の記事内の「初心者さん向けトッピング」の項を参考にしてください。

【ペット栄養管理士監修】ドッグフード以外は与えてはダメ?⇒https://petpro.jp/post-12483/

 

<ダイエット用フード>

トッピングをしたくない場合は、ダイエット向けドッグフードに切り替えることが近道です。満腹感のサポートをしながら体重を減らせるレシピなのでおすすめです。

 

体重を増やしたいとき

愛犬がもし痩せすぎだと気づいた場合も、急にフードを増やしすぎないようにしましょう。消化吸収に負担がかかって軟便や下痢を起こす場合があるからです。

少しずつ量を増やして毎日の便の状態をみながら調整してください。

 

<ドッグフードの給与量を確認>

ドッグフードのパッケージには目安の給与量が記載されていますので、必ず参考にしてください。きっちり給与量どおりに与える必要はありませんが、少なすぎたり、多すぎたりすることがないようにしましょう。

 

<カロリー高めのドッグフードを選ぶ>

また、ドッグフードのカロリーも記載されています。カロリーが少ないものほど給与量が多くなる傾向があります。たくさん食べられないタイプの場合は、カロリーが高めで給与量が控えめになっているドッグフードに切り替えてみることも一つの方法です。今まで与えていたドッグフードのカロリーより高めのものを選んでみてください。

 

これまでのドッグフードのカロリーが300kcal/100gくらいなら340kcal/100gに変えてみることです。

 

<小食の場合>

ドッグフードを一度にたくさん食べられないタイプの愛犬もいるでしょう。その場合は1日の食事回数を増やし、その分少量ずつに分けて与えることがおすすめです。

ダイエットのときにも少量頻回がおすすめなのですが、胃腸が弱い場合には1日かけて必要な量を食べさせるためにこの方法を用います。

 

ジャガイモ、ニンジン、カボチャなど糖質豊富な野菜をトッピングしてあげるのもおすすめです。甘みを感じるので好みやすい味です。ふりかけやスープ状だと胃腸への負担も少ないです。

 

ストレスケア

気に入らないことが続くとおやつだけを食べるようになったり、ハンガーストライキを起こす原因になってしまうこともあります。犬は天真爛漫のようにみえて、けっこう繊細なタイプもいます。情緒は私たちヒトとそれほど変わらないと思えることも多いですよね。

 

フードの切り替え時にもその点には気を配りましょう。

 

ドッグフードの切り替え

アレルギーの心配がなくても急に全量を変えてしまうのではなく、初日は1割、2日目は2割と少しずつ切り替えます。急な切り替えはお腹の状態が悪くなるなど、負担がかかってしまうこともあるからです。痩せさせたいとき、太らせたいとき、どちらの場合も同じです。

 

また、違う味のフードを最初は嫌がって食べてくれないタイプもいますので、少しずつ慣れさせるという意味でも少量ずつ混ぜて与えることがおすすめです。

 

生活の見直し

食べ物に対して執着しすぎる、食べ物に興味を示さない、どちらも心や体の問題が隠れていることもあります。遊びや運動、コミュニケーションの時間が少なすぎないか、健康状態に異常がないかも確認してくださいね。なかには単に運動不足で食欲が沸かないというケースもあるんです。

 

最後に

今回は理想の体重の判断方法や食事での調整方法をお伝えしました。

愛犬にとっての世界は私たち家族がすべて。私たちにとっても大切な家族ですから、ささいなことでも褒めてあげたり、喜びを共有したり、コミュニケーションは大事ですね。

 

食事もそのひとつ。「ごはんができたよ、さあどうぞ」「よく食べたね、えらいね!」などの声かけも愛犬には嬉しいコミュニケーションになります。声かけが増やし、愛犬の表情や行動がどう変わってくるか観察してみてくださいね。体型の悩みを解決するときにも、声かけによって楽しく続けられます。

 

愛犬のことを大切の想うみなさまの生活に笑顔と健康が増えますように。

 

参考商品:野菜フレークシリーズ(ミックス,にんじん、とうもろこし、かぼちゃ)

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犬を飼ってみたいけど、どんなことをすればいいか分からないし、不安で覚悟が決まらない…という方は多いのでは?この記事では、犬を飼う前に必要な準備をご紹介。お迎えするイメージを具体的に持って、安心してその日を迎えられるようにしっかりチェックしましょう!

 

yesk1214
yesk1214

大分に住んでいる20代後半の主婦です。動物好きな両親の影響で、小さい頃から犬やインコ、かめなど、たくさんのペットと一緒に暮らしてきました。実家を離れてからは、垂れ耳うさぎの「チョコ」をおむかえ。毎日癒しをもらっています。

 

 

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犬を飼うのに必要な心構え!自分に問いかけてみましょう

犬との暮らしは、あなたの日常を楽しく豊かにしてくれるでしょう。しかし、同時に大変なこともたくさん。ただ「可愛いから」という理由で犬を飼ってしまうと、「思ってたのと違う…」と負担に感じてしまう可能性も。

飼い始めてからそのような後悔をしてしまうのであれば、あなただけでなく飼われたワンちゃんも不幸になりかねません。どんなことが起きてもドンと構えられるように、犬を飼うための心構えが備わっているか、今のご自身に問いかけてみてください。

散歩は毎日できる?

犬を飼う前に、毎日の散歩ができるか考えてみましょう。ほとんどの犬は、とにかく元気で活発な性格。特に子犬の時期は体力があり余っているので、どんなに忙しくても1日1〜2回の散歩は必須です。

大型犬になるほど散歩に時間がかかるので、飼い主側の体力が消耗することに。もし体調を崩してしまっても、犬の散歩はできるだけしなくてはいけません。同居人に頼むのも1つの手です。毎日きちんとお世話ができるのか考え、心の準備をしておきましょう。

最期まで可愛がることはできる?

最期の時まで可愛がることができるかどうかも、犬を飼う上で必要な心構えです。大型犬・小型犬などの犬種によって多少異なりますが、基本的に犬は10年以上生きる動物。長生きだと15歳以上にもなったりします。

飼い主になったら、これだけの時間を犬と一緒に暮らしていくことになります。犬が病気になったらケアをしなくてはいけませんし、年をとったら介護が必要です。

犬を飼うのは、犬の命とその一生を預かるということ。途中で疲れたからお世話をしない、可愛がれなくなったから飼うのをやめる、ということはできません。犬が最期の時を迎えるまで責任を持って飼う、という心の準備をしておきましょう。

どんなときも犬のことを考えられる?

犬を飼うには、ある程度プライベートを犠牲にする必要があります。毎日のお世話が必須ですし、病気や怪我をしたらすぐにケアをしなければいけません。いつ具合が悪くなっても対応できるよう、できるだけ犬と一緒にいることが求められます。

2泊3日などの長い旅行にはほとんど行けなくなりますし、仕事が犠牲になることも考えられます。どんな時でも犬を優先するという心づもりでいてくださいね。

経済的な余裕はある?

犬を飼う前には、経済な余裕があるかどうかしっかり確認しましょう。ペットには民間の保険があるため、加入している方も多いんですよ。保険代はかかりますが、未加入の場合には全額自己負担となるので要注意。また、子犬を飼うならワクチン接種費がいりますし、行政への登録費もかかります。

犬の寝床や水飲み器などのアイテムの準備も欠かせません。初期投資だけでなく、フードやおやつなどの食事代やトイレシーツなどの継続費用もかかります。これらのお金が毎月準備できるか、事前に計算しておいてください。

家族の同意は得られている?

家族と同居している方は、一緒に暮らしている人全員の同意を取っておきましょう。家族に何の断りや報告もなく犬を飼うと、大きなトラブルを招く危険があります。犬を飼ってから家族のアレルギーが判明した、というケースも。

犬を飼うのに賛成してくれているか、自分がお世話をできない時は代わりにケアをしてくれるかなどを話し合ってください。また小型犬や大型犬などの犬種を問わず、鳴き声が周りに響くことも。犬を飼う前に、ご近所とのトラブル対策を行なっておくのも大切です。

もしもの時の後継者はいる?

初めて飼う方が見落としてしまいがちなのが、もしもの時の後継者探し。怪我や病気になって入院することになった、遠くへの引っ越しが決まったなど、様々な事情で犬を飼うことができなくなるケースもあります。

そんな時、代わりに面倒を見てくれる人がいなければ、犬は生活が出来なくなってしまいますし、飼い主の責任を放棄することになりかねません。事前にお世話をしてくれる人、できればある程度飼育に慣れた人を見つけておくことをおすすめします。

犬を飼う前に準備すべきアイテムとは

犬を飼う前には、寝床やキャリーバッグなど様々なアイテムを準備する必要があります。以下に準備しておきたいオススメアイテムをまとめているので、初心者の方はぜひ参考にしてくださいね。

お出かけグッズ

愛犬とお出かけするためには、専用のグッズが必要になります。例えば毎日のお散歩には、リードや首輪。病院に連れて行ったり里帰りをしたりする時には、キャリーケースが欠かせません。今回はそんなお出かけ用におすすめの「ペット用スリングバッグ」をご紹介します。

ペット用スリングバッグ

ペットプロ ペット用スリングバッグ

「ペット用スリングバッグ」は、小型犬や子犬とのお出かけにオススメのアイテムです。肩掛け部分の幅が広めに設計されているので、肩に負担がかかりにくいのが特徴。安定感のある形状なので、小型犬や子犬を優しく包み込んでくれます。

また飛び出し防止の首輪リードがついているので、犬の安全をしっかり守れるのも人気のポイント。愛犬と一緒に楽しくお出かけしたい!と考えている方は、ぜひ準備しておいてくださいね。

お出かけに必要なグッズの一例

  • 首輪
  • リードやハーネス
  • 名札
  • トイレセット
  • ワクチン証明書
  • ウェットティッシュ、ティッシュペーパー
  • 水やフード、食器

トイレグッズ

お部屋の中でワンちゃんを飼うときに欠かせないのが、トイレグッズです。愛犬の健康のためには、散歩のときだけでなく、室内でもトイレができるようにしつけておくことが大切。以下におすすめのトイレグッズを2種類ご紹介します。

やさしいしつけシーツ

ペットプロ やさしいしつけシーツ

 

 

「やさしいしつけシーツ」は、犬を飼う前にぜひ準備してほしい必須アイテム。シーツには高吸収ポリマーが使われており、おしっこを素早く吸い取ってニオイを閉じ込めます。破れにくい素材でできているので、犬が引っ掻いてしまっても安心。

しつけシーツを部屋の隅に設置して、犬がトイレに行きたがる素振りを見せたらシーツの上に連れて行きます。シーツの上でトイレができたら、しっかり褒めてあげましょう。こうすることで、徐々にトイレを覚えてくれますよ。

洗える消臭防水シート

ペットプロ 洗える消臭防水シート

「洗える消臭防水シート」も、犬を飼う前に準備してほしいアイテムの一つ。シートの表面に消臭・抗菌加工がされており、ワンちゃんの気になるニオイ成分を96%以上消臭してくれます。

裏面は防水加工で、犬のおしっこから絨毯や床を守ってくれるのもポイント。洗濯できるので経済的ですし、50回洗濯しても高い消臭・抗菌効果が持続します。初心者の方には持っておくと安心な、人気商品です。

トイレに必要なグッズ一覧

  • トイレトレー
  • 消臭スプレー

ハウスグッズ

ワンちゃんがおうちで安心して暮らせるように、ハウスグッズも準備してあげてください。犬は縄張り意識が強いので、自分のスペースがあると落ち着いて過ごせます。ケージやベッド、床に敷くシーツなどを用意してあげましょう。今回特におすすめしたいのは、「マイライフベッド」です。

マイライフベッド

ペットプロ マイライフベッド

「マイライフベッド」は、愛犬の寝床に使える人気アイテム。ベッドの縁が少し盛り上がっているので、あご置きにもなります。フワフワの柔らかい生地が使われており、気に入ってくれるワンちゃんが多いといわれていますよ。

ベッドの裏には滑り止めがついているので、フローリングや畳など床材を問わずに置けるのもポイント。更にヒーターなどが入れられるポケット付きで、オールシーズン使えます。愛犬の寝床として、飼う前に準備してあげましょう。

ハウスに必要なグッズ 一覧

  • ケージやサークル、バリケンネル
  • 床に敷く大きめのシーツ
  • トイレ用品
  • フードボウル
  • 給水機

犬を飼う前に必要な環境づくりって?

犬を飼う前に必要なのは、アイテムやグッズの準備だけではありません。犬が快適に過ごせるよう、部屋の環境作りや準備も必須です。以下に事前にするべき環境の準備方法をご紹介するので、目を通してみてくださいね。

入って欲しくない場所に柵を準備する

犬を迎える前に、入って欲しくない場所には柵を準備しておきましょう。階段や台所、仕事場など、汚れたら困る場所や危険なところはスペースを区切ります。柵が倒れて犬がケガをしないよう、壁や床に固定できる商品を準備してください。

ショップなどで販売されている犬用の柵でも良いですし、子供用の柵を代わりに使うのもオススメ。飼う犬の大きさや種類に合わせて、ちょうど良いサイズの柵を準備しておきましょう。

滑りにくい床材を敷く

犬を飼う前に、滑りにくい床材を敷いて準備する必要があります。フローリングなどのツルツルした滑りやすい床は、犬の足腰に負担をかける恐れが。犬は部屋の中でも走り回ることがありますから、転んでケガを負ってしまうということは防ぎたいところです。

例えばなるべく滑りにくいコルクマットや絨毯、カーペットなどを事前に準備しておくのがおすすめ。滑りやすい場所に犬が入らないよう、あらかじめ柵で区切っておく方法もいいですね。

人が通らないスペースにハウスを準備する

犬を飼う前に必要なのがハウスの準備です。窓や玄関の近くは刺激が多く、犬が安心してハウスで過ごせません。出入りが少なくあまり人が通らないスペースに、犬のハウスを設置してあげてください。

犬は縄張り意識を持っている動物なので、自分のスペースが確保されていると安心します。放し飼いをするのは極力控えて、ハウスを準備することをオススメします。ハウスを準備するスペースがないのなら、室内のインテリアや家具の配置を変えてください。

誤飲しやすいものは撤去する

犬を飼う前には、誤飲しやすいものを撤去しておきましょう。犬はアクセサリーやヘアゴム、クリップなどの小さい小物を飲み込んでしまいやすい動物です。特にタバコや金属類、プラスチックなどを誤って飲み込んでしまうと、命の危険に晒されることも。

犬を飼うのなら、病気やケガなく安全に過ごせる環境を準備しておくことは飼い主の責任です。床や机、棚などに犬が誤飲しやすいものを置かないようにして、念入りに掃除を行ってくださいね。

犬を飼う前にしておくべきことって?

飼い主の責任について知っておく

犬を飼う前に、飼い主にどういった責任があるのか調べておきましょう。法律によって、飼い主が果たさなくてはいけない義務が定められています。初心者の方は必ず調べて目を通してくださいね。何かあってからでは遅いので、事前に準備しておきましょう。

しつけの仕方を学んでおく

犬を飼う前から、しつけの方法をしっかり学んで勉強おくことも大切。しつけは人間だけでなく、犬にとっても大切なこと。きちんとしつけができないと、周りの人に迷惑をかけてしまいます。

初心者の方に向けた教室なども開かれているので、しつけの仕方を勉強できます。そういったイベントにも是非参加して、犬を飼う準備をしておいてください。

犬のフードについて勉強しておく

食事についての勉強も、犬を飼う前に必要な準備の一つ。犬の年齢や犬種によって、与えるフードの種類は異なります。どのようなフードを準備すればいいのか、どんな食事を与えればいいか、事前に学んでおいてください。

トリミングサロンや病院を探しておく

犬を飼う前に、トリミングサロンや病院を探して準備する必要があります。特に病院は早めに決めておき、交通手段を確認したり実際に行ったりして準備しましょう。このように前準備をしておけば、犬が体調不良を起こした時すぐに対応できます。

また飼う犬種によって、トリミングの有無や頻度などが違います。トリミングは、犬の健康のために必要なケアの一つ。事前に評判の良いサロンをしっかりと調べて、犬を飼う準備をしてください。

犬を飼う前には念入りに準備をしましょう!

犬を飼う前には、飼育環境を整えたりアイテムを購入したりと念入りな準備が必要です。また犬を飼う上での心の準備もしておかなくてはいけません。

「犬の一生が自分の飼育にかかっている」「絶対に飼い犬を幸せにする」という強い気持ちを持って、しっかり準備をしましょう。今回紹介したオススメのアイテムや環境の整え方を参考に、犬を迎える準備をしてくださいね。

 

大切な愛犬の健康を守るためには、日々の歯磨きが欠かせません。しかしどうやって歯磨きをしたらいいのか、グッズは何を使えばいいのか迷っている方も多いでしょう。そこで今回は、愛犬用の歯磨きグッズを紹介します!ケアの方法や注意点もまとめているので、参考にしてください。

 

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大分に住んでいる20代後半の主婦です。動物好きな両親の影響で、小さい頃から犬やインコ、かめなど、たくさんのペットと一緒に暮らしてきました。実家を離れてからは、垂れ耳うさぎの「チョコ」をおむかえ。毎日癒しをもらっています。

 

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犬の歯磨きを習慣化するメリットは?

愛犬の歯磨きを行いたくても、嫌がられてしまい中々スムーズに運ばないことはよくあること。時には暴れたりと、飼い主の体力を奪う時間に…。そんな攻防の中で、歯磨きをする頻度が下がってしまった、なんてことはありませんか?

そんな飼い主の方々に向けて、まずは犬の歯磨きをする必要性を改めて確認してみたいと思います。

歯周病を予防し、健康を保てる

歯磨きを習慣化する大きなメリットは、なんといっても犬の歯周病や虫歯を予防できること。これらの病気は、歯茎や口の中に歯垢が溜まって不衛生になることで起こります。犬の歯垢はわずか3〜5日ほどで石灰化して歯石になるので、歯周病や虫歯が悪化しやすいのです。

デンタルケアをせずに虫歯や歯周病を放置しておくと、歳を取った時に歯が抜けやすくなり、食べ物が食べられなくなることも。さらには細菌が体中に回って心臓や肝臓、腎臓の病気に発展する可能性もあります。

こういった病気の中には、ワンちゃんの命を脅かすものもあります。大切な愛犬に健康で長生きしてもらうには、歯磨きグッズでの定期的なケアが欠かせません。

お口の臭いが気にならなくなる

気になるお口の臭いが改善できるというのも、見逃せないポイント。犬の口臭は、歯についた歯垢や歯石が原因。歯垢や歯石は細菌のかたまりなので、放っておくとどんどん臭いが強くなってしまいます。

歯磨きグッズで犬の口臭を改善すれば、触れ合いの時間がきっと更に楽しいものになりますよね。普段の生活の中で、愛犬の口の臭いを出来るだけ気にかけるようにしましょう。

愛犬のデンタルケア方法&おすすめ歯磨きグッズ

歯磨きを習慣化させることはもちろん、デンタルケアになるグッズを揃えておくのも安心です。おやつやおもちゃタイプのグッズなど、簡単にデンタルケアができるアイテムはたくさんあります。

特にどうしても歯磨きが苦手だったり、まだまだ慣れていく最中にあるというワンちゃんには、そういったグッズでケアを補っておきましょう。おすすめのグッズと、グッズを使ったケア方法をまとめているので参考にしてくださいね。

おやつタイプのグッズを使った歯磨き方法

おやつタイプのグッズは、犬に噛ませるだけで歯磨き効果が期待できるアイテム。ただし犬に与えっぱなしにすると、お手入れ効果が大きく下がってしまうといわれています。飼い主さんがおやつを持って、しっかりと歯で噛ませることが大切。

前の方の歯ではなく、上顎の奥にある歯を使って噛ませるのがコツです。口の横から手を入れて、時間をかけて噛ませてあげましょう!またおやつグッズはなるべく毎日あげて、デンタルケアを続けるようにしてください。

Olive Pet ナチュラルデンタルガム

ペットプロ Olive Pet ナチュラルデンタルガム

「ナチュラルデンタルガム」は、食べているうちに歯石や歯垢の沈着を抑えてくれるという、噛むタイプのケアアイテム。100%自然原料で作られているので、健康が気になる愛犬にも安心して食べさせられます。ガムをあげるだけで、簡単にデンタルケアができるのも魅力。

またエクストラバージンオリーブオイルが配合されているので、健康な被毛、皮膚を維持する役割も。ワンちゃんが美味しく食べられるよう、55%以上がお肉でできているのも嬉しいポイントです。毎日のデンタルケアに手軽に取り入れられる、おやつタイプのケアアイテムです。

デンタル&ヘルシーガム ミルクガム 超徳用骨型ミニ48本入り

ペットプロ デンタル&ヘルシーガム ミルクガム 超徳用骨型ミニ48本入り

※公式サイトリンクは8本入り商品のページになります。

「デンタル&ヘルシーガム ミルクガム」は、天然の牛皮をミルク風味に味付けしたガムです。ハードタイプなので、噛むごとに歯茎や歯を丈夫にしてくれる上、愛犬のストレス発散にももってこいのアイテム。手軽に歯垢の沈着を抑えることができますよ。

シートタイプのグッズを使った歯磨き方法

シートタイプの歯磨きグッズは、人間の指にシートを巻きつけて愛犬の歯磨きをするという便利アイテム。飼い主さんの指で直接ケアできるので、歯磨きがちょっと苦手…というワンちゃんでも安心ですよ。

まずは人差し指にしっかりとシートを巻きつけ、犬の歯茎や口周りをタッチ。シートにいい匂いがする歯磨き粉やペースト、ジェルなどをつけると、歯磨きがスムーズに進みます。次に前歯や犬歯を優しく磨いて、最後に奥歯をお手入れしたら終了です。

犬は人間とは違って、縦に大きく口を開くのが苦手です。なので最初は、口を閉じたまま歯磨きグッズを使ってあげるのがポイント。歯磨き中にワンちゃんが暴れてしまう時は、シートを巻いた手におやつを持って、「待て」をさせてみてください。

歯みがきシート

ペットプロ 歯みがきシート

シートタイプのグッズとしておすすめなのが、こちらの「歯みがきシート」。口腔内の汚れを拭き取って清潔に保つためのグッズ。無香料・弱酸性で、安心して使えます。大きなサイズの二重タイプなので、簡単に指に巻き付けられるのもポイント。

また「歯みがきシート」には、自然由来の成分である緑茶エキスや、グレープフルーツ種子エキスが配合されています。お口の汚れを拭き取るだけでなく、気になる口臭のケアにもおすすめしたい便利グッズです。

おもちゃタイプのグッズを使った歯磨き方法

おもちゃタイプの歯磨きグッズは、愛犬にあげるだけで手軽にお手入れができます。ロープの表面にある細かい繊維が、歯についている汚れをしっかり取り除いてくれますよ。ワンちゃんの「遊びたい!」「何かを噛みたい!」といった欲求の解消にもおすすめです。

遊びながら歯磨きができるグッズなので、愛犬にストレスがかからないのも嬉しいポイント。歯磨きをなかなかさせてくれない、他のケアグッズは嫌がってしまう…と悩んでいる飼い主さんにおすすめです。

コットンロープTOY

ペットプロ コットンロープTOY

おもちゃタイプの歯磨きグッズを使おうと考えているなら、こちらの「コットンロープTOY」がおすすめ。ナチュラルコットン100%でできているグッズなので、安心して愛犬に噛ませられます。

汚れてしまったら丸洗いできるので、衛生面でも安心!いつでも清潔な状態にしておけるため、愛犬の歯の健康を守ってくれますよ。繰り返し使えるグッズなので、経済的にも嬉しいですね。

また「コットンロープTOY」は、噛んだり引っ張ったりと様々な楽しみ方ができるグッズです。しつけやコミュニケーションなど、デンタルケア以外にも使えるのが嬉しいところ。愛犬が楽しく遊びながらもケアできちゃう、一石二鳥なグッズ。

歯ブラシでの歯磨き方法

歯ブラシは、歯の汚れをピンポイントで取り除けるおすすめグッズ。ただしいきなり歯ブラシを使おうとすると、愛犬が怖がってしまう可能性があります。まず最初に、歯ブラシを見せたり一緒に遊んだりして、「怖くないよ」と教えてあげて。

次に犬用の歯磨き粉やペーストをつけた歯ブラシを、ワンちゃんの口元に当てます。歯磨き粉やペーストには、愛犬が好きな匂いのものを選びましょう。まず最初は、汚れやすい犬歯の部分を磨くのがおすすめ。

愛犬が歯磨きに慣れてきたら、少しずつ奥の方の歯を磨いていきましょう。歯茎に近い部分を磨く時は、力を入れずに優しくマッサージするように歯ブラシグッズを動かして。

デンタルブラシ 2本入り

ペットプロ デンタルブラシ 2本入り

犬用の歯ブラシグッズをお探しなら、「デンタルブラシ 2本入り」がおすすめ。360度にブラシがついているデザインなので、どんな角度からでも狙った部分が磨くことができるグッズです。磨きにくい奥歯や歯の裏側も、ピンポイントで簡単にケアできます。
また0.08mmのとても細い毛が使われているので、歯と歯茎の間もしっかり磨けます。歯垢を掻き出せるようにと、ブラシを高密度で配置しているのも評価されているポイント。

愛犬の歯磨きで注意したいポイントは?

無理に歯磨きをしない

犬の歯磨きをするときに注意してほしいのが、無理にケアをしないということ。嫌がっているのに無理に押さえつけながら歯磨きをすると、犬は強いストレスを感じます。こんな状態が続くと、歯ブラシを見ただけで逃げるようになることも。

少しでも嫌がる素振りを見せたら、すぐに歯磨きを中断してください。深追いはせず、「少しずつ慣れさせていけば大丈夫」と気長に考えることが大切です。

歯ブラシを噛んでも叱らない

もし、歯磨きの途中で犬が歯ブラシを噛んでしまっても叱らないで。叱るとワンちゃんは歯ブラシが嫌いになってしまい、歯磨きそのものをストレスに感じるように。歯ブラシを噛まれても怒らず、犬をリラックスさせながらゆっくり引き抜きましょう。

痛がっているときは無理に歯磨きをしない

歯ブラシを当てるだけで痛がる素振りを見せるのなら、無理に歯磨きをしないでください。特に歯が抜け替わる時期は、歯茎が敏感になっています。無理に続けるとワンちゃんにストレスを与えてしまい、歯磨きをさせてもらえなくなることも。

また歯茎に歯ブラシを当てただけで出血した場合は、歯周病になっている可能性が高いです。歯周病はそのまま放置するだけでは治らず、どんどん悪化してしまいます。早めにかかりつけの動物病院に行き、様子を見てもらってください。

歯の優先順位を決めずに磨かない

磨く歯の優先順位を決めないのもNG。全ての歯を一度に磨くのはなかなか難しいもの。汚れやすい歯を磨く、最近磨けていない歯をケアするなど、優先して歯磨きする部分を決めておくと、1回あたりの歯磨きの時間を効率化できます。

人間用の歯ブラシや歯磨き粉は使わない

ワンちゃんの歯磨きをする時は、人間用の歯磨きグッズは使わないようにして。愛犬が体を崩してしまったり、うまく歯の汚れが取れなかったりといったトラブルのもとになります。愛犬の健康を守るためにも、歯磨き粉やペーストには犬用のものを選んで。

おすすめのグッズを使って犬の歯磨きを習慣化しましょう!

犬の健康を守るためには、毎日の歯磨きが欠かせません。しかし最初から歯ブラシを使って歯磨きをすると、犬に「歯磨き=怖いもの」と思われてしまうことも。正しい方法や手順を踏んで、歯磨きに慣れさせることが大切です。

また、デンタルケアができる便利なグッズを使えば、毎日のお手入れが一気に楽になります。今回紹介したおすすめのグッズや方法を参考にしながら、ワンちゃんの歯磨きをしてくださいね。