愛犬用春待ちポテトのホワイトバーグ【ペット栄養管理士監修】

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山本由能(ペットフーディスト、ペット栄養管理士、犬の食事療法上級インストラクター師範)

「愛犬との暮らしをきっかけに犬の栄養学をたくさん学び実践してきました。
私が作ったごはんを愛犬が喜んで食べてくれる様子を見るのが何より幸せ。
愛犬の心と体を健康にするごはんを多くの人に伝えていきたいと思っています。」

 

まだ寒い日もありますが、これから冬から春へ向かう移り変わりの時期。もうしばらくすると、少しずつ気温が上がり、体も動きやすくなってきます。
春はもうすぐそこですね。

愛犬たちの運動量が増えるにつれて、食欲も増してきます。ですが、冬のあいだゆっくり養生してきた体には、まずはやさしいごはんがおすすめです。

 

犬にとってやさしいごはんとは?

 

今回は、白身魚や豚ミンチの香ばしい風味に、豆腐やじゃがいもを合わせた、体にやさしい“白いハンバーグ”を作りました。がっつり肉肉しいイメージのハンバーグとは少し違いますが、この時期にこそ取り入れたい魅力が詰まった一品です。

 

なぜ、このレシピが体にやさしいのか、素材の役割と作り方を、ペット栄養管理士の山本がご紹介します。

素材の役割(タラ・豆腐・豚ミンチ)

■タラ(鱈)
タラは脂肪が少なく、消化しやすい白身魚。胃腸に負担をかけにくいため、体を休ませたい時期のタンパク源として取り入れやすい食材です。

また、淡白な味わいながら旨みがあり、ほかの素材と合わせても風味を引き立ててくれます。

■豆腐(木綿)

豆腐は、植物性タンパク質を手軽にとれる食材。中でも木綿豆腐は水分が少なく、焼いても形がまとまりやすいため、やわらかさの中にほどよい食感を残した仕上がりになります。

動物性タンパク質と組み合わせることで、全体をやさしくまとめてくれる存在です。

■豚ミンチ(少量)

豚肉は、ビタミンB群を豊富に含む食材。エネルギー代謝をサポートする栄養素が多く、活動量が増え始める春先の体を内側から支えてくれます。

今回は少量にとどめることで、重くなりすぎず、香ばしさと栄養のアクセントとして加えています。

愛犬用春待ちポテトのホワイトバーグレシピ

■材料

・タラ(鱈) 30g

・豆腐(木綿) 30g

・豚ミンチ 20g

・野菜フレーク じゃがいも(https://petpro.jp/product_16861/)/10g

・片栗粉 小さじ1

・サラダ油 小さじ1/2

・野菜(添え物)

ブロッコリー(ゆでたもの)

 

※上記のレシピは作りやすい分量です。適量を与えてください。

カロリー(材料全量):約150kcal

※豆腐は形が崩れにくくまとめやすいため、木綿豆腐を使います。
※添え物の野菜は、ふだん与えているものでOKです。

 

■作り方

①耐熱容器にタラ、豆腐、豚ミンチをほぐしながら入れます。
水(分量外)小さじ2を加え、ふんわりラップをして電子レンジ(500W)で1分半加熱します。

②具材がまだ温かいうちに(火傷に注意しながら)、野菜フレーク(じゃがいも)と片栗粉を加えて混ぜ、まとまったら成形します。

③フライパンにサラダ油をひき、弱火でゆっくり、両面に軽く焼き目がつく程度に焼きます。具材はすでに火が通っているため、香ばしさを出し、形を整えるのが目的です。
火を止め、愛犬が食べられる温度に冷ましてから、野菜と一緒に盛りつけて出来上がりです。

 

■与える量(給与量)の目安やアレンジ

今回は、脂肪を控えめにした、胃腸にやさしいレシピで、材料すべてで150kcalになります。

体重4kgくらいの小型犬のおよそ半日分の食事のカロリーです。それを目安に愛犬に適量を与えてください。

 

写真では材料全量で4個作っています。小型犬にとってはダイナミックな大きさなので、与える際は、小さく切ったり、最初から小さなミートボール状に作るのもおすすめです。

タラの代わりは、ささみでもいいでしょう。白身魚や鶏肉は赤身の肉よりも胃腸にやさしいため、春待ちレシピに最適です。

野菜パウダー(じゃがいも)も香ばしさアップと炭水化物源としてエネルギーになりやすいメリットがあります。ぜひ、便利なパウダーを活用してみてくださいね。

さいごに

今回のレシピは、「春待ち」というテーマで、体にやさしい一皿を意識しました。季節の移り変わりに合わせてレシピを選ぶことは、体の内側から整えるケアにもつながります。

ぜひ、参考になさってくださいね。