犬の年齢って人間の何歳?ひと目で分かる早見表&年齢ごとに気をつけるポイント

「犬は人間よりも歳をとるのが早い」というのは、よく知られている話ですよね。でも、犬の年齢が人の何歳になるかはあんまり詳しく知らない…という方も多いのでは。そこで今回は、犬の年齢が一目でわかる早見表をご紹介します!年齢別のケアと合わせて参考にしてみてください。
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yesk1214

大分に住んでいる20代後半の主婦です。動物好きな両親の影響で、小さい頃から犬やインコ、かめなど、たくさんのペットと一緒に暮らしてきました。実家を離れてからは、垂れ耳うさぎの「チョコ」をおむかえ。毎日癒しをもらっています。

 

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犬はどのように歳をとるの?

人間は1年で1歳ずつ歳を取っていきますよね。一方でワンちゃんは、年齢や体のサイズによって歳のとり方が微妙に違うんです。「うちの子を人間に例えると、いったい何歳くらいなんだろう?」と疑問に思う飼い主さんも多いでしょう。

人間よりも早く歳をとる

どんなワンちゃんでも、人間よりも早く歳をとっていきます。大まかにいうと小・中型犬は1年で4歳、大型犬は7歳ほど歳を取っていくんだとか。かなり早いですよね。

年齢の早見表を使うと便利!

先ほども言った通り、ワンちゃんの犬種や時期によって歳のとり方は少しずつ変わってきます。そんなときに便利なのが、年齢の早見表!

早見表には、1ヶ月は○歳、1年は○歳といったように年月別の年齢がまとめられています。すぐに飼っているワンちゃんの年齢が知りたい、難しい計算をしたくないという方は、ぜひ早見表を活用してみてくださいね!

小型犬|犬の年齢の早見表

年齢の早見表

こちらは小型犬の年齢の早見表となります。早見表を見てもらうとわかるように、2年経って24歳になるまでは歳のとり方が早めです。しかし24歳からは、1年ごとに4歳ずつしか歳を取りません。

「体が小さい子は寿命も短いんじゃない?」と思われる方も多いのですが、実はかなり長生きです。早見表を見るとわかるように、15年経っても人間に例えると76歳ほど。

小型犬 年齢の早見表

1ヶ月 1歳
2ヶ月 3歳
3ヶ月 5歳
6ヶ月 9歳
9ヶ月 13歳
1年 17歳
2年 24歳
3年 28歳
4年 32歳
5年 36歳
6年 40歳
7年 44歳
8年 48歳
9年 52歳
10年 56歳
11年 60歳
12年 64歳
13年 68歳
14年 72歳
15年 76歳

小型犬にあたる犬種

小型犬には、ミニチュアダックスフンドやチワワ、トイプードルなど人気の犬種が揃っています。体が小さく比較的お世話もしやすいので、飼っている方も多いのではないでしょうか。

小型犬は大型犬とは違って、子犬から成犬になってもあまり体のサイズが変わりません。いつまでも子犬のようなサイズの子もいるので、ついつい歳をとることを忘れてしまいがち。

ですが体の大きさが変わらなくても、少しずつ歳を重ねているんですよ。早見表を見ながら、「今うちの子は何歳くらいなんだろう」と確かめるクセをつけましょう。

小型犬 代表的な犬種

  • チワワ
  • ミニチュアダックスフンド
  • トイプードル
  • パブ
  • ヨークシャテリア
  • マルチーズ
  • パピヨン
  • シーズー

シニア期は7歳頃から

早見表からわかる通り、小型犬は1歳になるまでのスピードが早い代わりに、1歳以降の成長スピードは落ちます。そのためシニア期に入るのも遅めで、大体7歳頃から老犬と呼ばれ始めますよ。

小型犬の平均的な寿命

小型犬の平均寿命は、13〜14歳ほどだといわれています。早見表を見てみると、68〜72歳くらいが寿命だとわかりますね。これはあくまで「平均」なので、もっと長生きする子もたくさんいます。中には20歳になっても元気に生活している子も。

中型犬|犬の年齢の早見表

年齢の早見表

こちらは、中型犬の年齢早見表です。早見表を見てみると、2年までは小型犬よりも少しだけ成長するスピードが遅く、年齢が若いことがわかりますね。それ以降は、人間で例えると1年で5歳ずつ歳を取っていく計算になります。

中型犬 年齢の早見表

1ヶ月 1歳
2ヶ月 3歳
3ヶ月 5歳
6ヶ月 9歳
9ヶ月 12歳
1年 16歳
2年 23歳
3年 28歳
4年 33歳
5年 38歳
6年 43歳
7年 48歳
8年 53歳
9年 58歳
10年 63歳
11年 68歳
12年 73歳
13年 78歳
14年 83歳
15年 88歳

小型犬と大型犬の間に当たる「中型犬」とは、体重が10〜25キロほどのワンちゃんのこと。体力があって運動が大好きな、元気のいい子が多いです。柴犬やウィペット、ブルドッグなどが人気犬種で、可愛らしさと凛々しさを兼ね備えています。中型犬にあたる犬種

中型犬 代表的な犬種

  • 柴犬
  • ビーグル
  • ウィペット
  • ウィッシュコーギー
  • ボーダーコリー
  • 日本スピッツ
  • ブルドッグ

シニア期は7歳頃から

小型犬と同じく、中型犬がシニア期と呼ばれる年齢になるのは7歳頃だといわれています。早見表を見てみると、人間で例えると48歳くらいだとわかりますね。

中型犬の平均的な寿命

中型犬の平均寿命は、おおよそ14〜15歳ほどだといわれています。早見表によると、約83〜88歳くらいの年齢だとわかりますね。小型犬よりも歳をとるスピードは早いですが、体が大きい分体力があるので長生きする子が多いんだとか。

大型犬|犬の年齢の早見表

年齢の早見表

こちらは、大型犬の年齢早見表となります。早見表を見ると一目瞭然ですが、幼い頃はかなり歳をとるスピードが遅め。その分3歳以降になると、1年で7歳ほど年齢を重ねていく計算になります。

大型犬 年齢の早見表

1ヶ月 赤ちゃん
2ヶ月 1歳
3ヶ月 2歳
6ヶ月 6歳
9ヶ月 8歳
1年 12際
2年 19歳
3年 26歳
4年 33歳
5年 40歳
6年 47歳
7年 54歳
8年 61歳
9年 68歳
10年 75歳
11年 82歳
12年 89歳
13年 96歳

大型犬にあたる犬種

大型犬はおおらかな性格と大きな体が特徴で、世界中で人気を集めている犬種。体重が25キロ以上ある犬種を大型犬と呼び、中には体重が40キロ以上になる子もいます。代表的なのはゴールデンレトリバーやセントバーナード、サモエドなど。

大型犬にあたる犬種

  • ゴールデンレトリバー
  • ラブラドールレトリバー
  • セントバーナード
  • シベリアンハスキー
  • ドーベルマン
  • ダルメシアン
  • サモエド
  • フラットコーテッドレトリバー

シニア期は5〜6歳から

年齢の早見表を見るとわかるように、大型犬は歳をとるスピードが早め。なのでシニア期に入るのも早く、5〜6歳頃からシニア犬となります。

大型犬の平均寿命

大型犬の平均的な寿命は、10〜12歳くらいだといわれています。早見表を見てみると、人間でいう75〜89歳くらいに当たる年齢だとわかります。人間の年齢で考えると、十分長生きしているように感じられますよね。

子犬期の犬が健康に気をつけるポイント

子犬期と呼ばれるのは、1ヶ月から9ヶ月ほどの期間です。早見表を見ると、人間でいう8〜13歳くらいの年齢だとわかりますね。子犬期は体が出来上がってくる時期なので、運動や食事を意識しなくてはいけません。

バランスが取れた食事をあげて

子犬期の年齢に必要なのは、バランスが取れた良質なごはん。この時期にたっぷり栄養を与えることで、ワンちゃんが健康に育っていきますよ。ついおやつをあげたくなりますが、まずはドッグフードをしっかり食べさせて。

ワクチンで感染症を予防!

子犬期の年齢で欠かせないのが、定期的なワクチン接種。しっかりワクチンを打たないと、外へ散歩に連れて行けません。また若い年齢の子犬は体が未熟なので、病気になりがち。体調の変化にすぐ気づけるよう、できるだけそばにいてあげてくださいね。

色々な経験をさせてあげましょう

子犬期の若い年齢のうちに必要なのが、たくさんの経験!無事にワクチンを打ち終わったら、いろんな場所に連れて行ってあげましょう!他の犬や飼い主と触れ合うことで、どんどん社会性が身についていきますよ。

成犬期の犬が健康に気をつけるポイント

子犬期が終わると、今度は成犬期と呼ばれる時期に入ります。犬にとって最も長いのがこの成犬期。成犬期をどう過ごすかによって、ワンちゃんが健康に長生きできるかが変わってきます。

バランスよく栄養が取れるフードを与える

成犬期には、健康維持のために様々な栄養を摂らせることが大切です。また飼っているワンちゃんの体調や犬種、生活環境に合わせてフードを変えるのもポイント。

Ottimo 成犬用ドッグフード

どんなドッグフードをあげればいいかわからない…という方には、「Ottimo 成犬用ドッグフード」がおすすめ!被毛や皮膚の健康に必要なビタミンEやオレイン酸、お腹の調子を整えるオリゴ糖などがたっぷり含まれています。

また「Ottimo 成犬用ドッグフード」には、お肉が50%以上も配合されています。スモークの香りがワンちゃんの食欲を掻き立ててくれるので、好き嫌いが多い子にも大人気。

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毎日の健康チェックを欠かさずに

成犬期の年齢に欠かせないのが、毎日の健康チェック。お口のデンタルケアや体調のチェック、体重測定などをきちんと行いましょう。成犬期にどれだけ健康に気を配るかで、シニア期の過ごし方が変わりますよ。

頭を使った遊びがおすすめ

成犬期にあたる年齢は、体を動かすだけでなく頭を使った遊びもおすすめ。知育玩具などを使って遊んであげれば、ワンちゃんの好奇心を満たしてあげられます。

シニア期の犬が健康に気をつけるポイント

今までよりも食事に気を遣って

シニア期の年齢になったら、今までよりも一層食事に注意しましょう。どんなフードを与えるかはもちろん、食欲は落ちていないか毎日確かめることも重要です。

Ottimo 高齢犬用ドッグフード

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シニアの年齢になったワンちゃんには、「Ottimo 高齢犬用ドッグフード」がおすすめです。年齢が高くなると、目が悪くなったり関節を痛めたりと、体に様々な変化が出てくるもの。

こちらの商品には、関節の健康を維持するグルコサミンや、目に良いといわれるルテインが入っているんです。またフードは半生タイプなので、顎の力が弱くなったシニア犬でも無理なく食べられますよ。

定期的な健康診断を

年齢が高くなってきたら、健康診断を欠かさないようにしましょう。歳をとったワンちゃんは、子犬期や成犬期よりも病気や怪我をしやすいもの。早く病気を発見するためにも、定期的に病院に連れていきましょう。

住みやすい環境を整えてあげる

歳をとったシニア犬のために、住みやすい環境を整えてあげるのも大切。歳をとったワンちゃんは、1つの場所から動かなくなってきます。飼い犬が好む場所にトイレや水飲み場を設置したり、段差を無くしたりと、過ごしやすいよう工夫してあげてください。

早見表を参考に、飼っているワンちゃんの年齢を知りましょう!

犬は私たち人間よりも年を取るのが早く、また年齢を計算する方法も少し複雑です。小型犬や大型犬など体のサイズによって、年の取り方も様々。ですので、飼っているワンちゃんが何歳か知りたいのなら、早見表を使うのが便利ですよ。

早見表を見れば、飼っているワンちゃんが人間で例えると何歳に当たるのか、一目でわかります。また年齢に合わせて、犬を育てる環境や食事、運動量などを調節することも大切です。

大好きな愛犬に少しでも長生きしてもらうには、年齢に合わせたケアが必要不可欠。特に「シニア」と呼ばれる時期に入ったら、今までよりも手厚いケアが求められるようになります。今回紹介した早見表や年齢ごとのケアを参考に、飼い犬の育て方を考えてみましょう。

 

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