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犬が寒さに強いって本当?犬種別の耐性と愛犬の防寒のためにできること

「犬は寒さに強い」といわれていますが、飼っているワンちゃんが本当に寒くないのか、心配になりますよね。今回は、本当に犬が寒さに強いのかどうか、犬種別の寒さ耐性をご紹介します!寒さに弱いワンちゃんのための防寒対策も解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

2021.08.26

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yesk1214

大分に住んでいる20代後半の主婦です。動物好きな両親の影響で、小さい頃から犬やインコ、かめなど、たくさんのペットと一緒に暮らしてきました。実家を離れてからは、垂れ耳うさぎの「チョコ」をおむかえ。毎日癒しをもらっています。

 

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犬は本当に寒さに強いの?

みなさんは、「犬は寒さに強い」という話を聞いたことがありますか?実際に寒い日でも散歩に行きたがったり、雪遊びが好きだったりするワンちゃんは多いものです。「雪やこんこ」という童謡にも、「犬は雪が降ったら喜んで庭を駆け回る」という歌詞がありますよね。

その一方で、「うちの子は寒いところが嫌いなんだけど…」「本当に寒さに強いの?」と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。そこで本当に犬は寒さに強いのか、どうして寒さに強いと言われているのかをご紹介します!

人よりも寒さに強い犬が多い

前述のイメージ通り、人間よりも犬の方が寒さに耐性があります。小型犬の体温は38.6〜39.2度ほどで、大型犬だと37.5〜38.5度ほど。人間の平熱は36.6〜37.2度ほどなので、犬は体温が高い分、寒さにも強いんです。

寒さに弱い犬種もいるので注意!

しかしいくら強いといっても、どんな犬でも寒さに耐性があるわけではありません!犬種や犬の年齢によって、寒さに強いか弱いかは変わってきます。

「犬は寒さに強いらしいから大丈夫!」と安心するのは危険かも。愛犬が本当に寒さに強いのか、それとも寒さに弱い犬種なのか、知っておくのが飼い主の務めですよ。

寒さに強い犬の特徴

寒い地域で生まれた犬種

寒い地域で生まれた犬は、寒さに強いことが多いといわれています。極寒の土地や雪国が原産になっている犬は、寒さに対応できるように被毛や体が発達しているんです。原産地を調べてみれば、その犬が寒さに強いか弱いかがわかりますよ。

体が大きめ

寒さに強い犬は、体のサイズが大きい傾向にあります。「小型犬の方が体温が高いのに、なんで?」と思う方もいるんじゃないでしょうか。確かに大型犬の方が、小型犬よりも体温が1度ほど低めです。

大型犬が寒さに強い秘密は、体温が安定していることにあります。大型犬は体の体積に比べて表面積が小さいので、外の気温が低くても体温が変化しにくいのです。寒い季節でも体温が下がりにくいので、体が大きなワンちゃんは寒さに強いんですね。

被毛がダブルコートになっている

寒さに強い犬種の多くが、ダブルコートと呼ばれる被毛を持っています。ダブルコートは、体温を維持する「アンダーコート」と、肌を守る「オーバーコート」の2種類の毛が生えているのが特徴。

ダブルコートを持っている犬は、アンダーコートを抜いたり生やしたりすることで体温調節をしています。そのため夏の前になると、かなり抜け毛が多くなるのが特徴です。一方、冬の前になるとアンダーコートが生えるので、寒さから体を守れるのです。

寒さに強い犬種は?

寒い地域に住んでいるのなら、寒さに強い犬種を飼うことをおすすめします。寒さに強い犬ならば、冬の時期でも一緒に散歩をしたり、外で遊んだりできますよ。以下に、寒さに強いといわれる代表的な犬種をまとめているので、ぜひ参考にしてくださいね。

ゴールデンレトリバー

ゴールデンレトリバーは、寒さに強いといわれる代表的な犬種です。原産国はイギリスで、ダブルコートと大きな体が特徴です。とっても穏やかで優しい性格で忠誠心が高く、人間にもすぐに懐いてくれるので、世界中で人気を集めています。

ゴールデンレトリバーは長毛で水に強い被毛を持っているので、かなり寒さに強いのです。一方で抜け毛がかなり多いのも特徴で、換毛の時期だけでなく1年を通してブラッシングなどのケアが必須になります。

抜け毛の多さや体の大きさ、そして寒さへの耐性が高いことから、外で飼われる方も多いゴールデンレトリバー。しかし、ゴールデンレトリバーは、かなり寂しがりやな性格だともいわれています。外で飼う時は、家族の姿が見える場所に犬小屋を置いてあげてくださいね。

秋田犬

東北地方が原産の秋田犬も、寒さに強い代表的な犬種。雪が多く気温が低い東北地方に対応できるよう、長めの被毛が密着するように生えているのが特徴。ゴールデンレトリバーと同じようにかなり抜け毛が多いので、抜け毛対策は必須です。

とっても忠誠心が強い一方、知らない人への警戒心がかなり強め。体が大きめで頭もいいので、番犬として活躍している子も多いんだとか。攻撃性が高い傾向にあるので、子犬のうちから、しっかりとしつけをしておかなければいけません。

サモエド

サモエドはロシア原産の中型犬で、シベリアン・スピッツとも呼ばれます。極寒の土地で遊牧民と一緒に暮らしてきた歴史があり、かなり寒さに強い犬種です。中型犬ながら体力もあるので、トナカイの番やソリ引きなどもお手のもの。

サモエドの最大の魅力は、なんといっても優しそうな顔立ちでしょう。ニコニコと笑っているような顔立ちは、「サモエドスマイル」とも呼ばれています。性格もとっても温和で人見知りをせず、甘えん坊な一面も。小さなお子さんがいる家庭でも安心して飼いやすい犬種です。

柴犬

柴犬も、寒さに強いといわれる代表的な犬種です。柴犬は昔から日本で暮らしてきた犬種なので、どんな季節にも対応できるのが特徴。寒さに強い犬は暑さに弱い傾向がありますが、柴犬は夏の暑さにも耐えられます。

被毛は短めのダブルコートなので、長毛の犬種に比べると抜け毛ケアも楽だといわれています。日本だけでなく海外からも大人気で、世界中でペットとして飼われていますよ。

シベリアンハスキー

シベリアンハスキーは、極寒のシベリアで生まれた寒さに強い犬種です。厚みがあってふかふかのダブルコートを持っているので、少しの寒さにはびくともしません。

かなり体力があるのも特徴で、荷物や人を乗せたソリを何十キロも引くことができます。運動が大好きな性格で、毎日2回以上・2時間ほどの散歩が必須。遊ぶことも大好きなので、一緒に触れ合う時間が取れる方に向いています。

寒さに弱い犬種って?

寒さに強い犬種がいる一方で、寒さが苦手な子もたくさんいます。寒さに弱い代表的な犬種をまとめているので、寒い地域で犬を飼いたい方は参考にしてください。

ヨークシャーテリア

ヨークシャーテリアは、寒さに弱いといわれる代表的な犬種です。長く美しい被毛に覆われているので「寒さに強い」と思われがちですが、実はとっても寒さが苦手。寒い季節は毛を伸ばしたり、洋服を着せたりなどの対策が求められます。

ウィペット

短毛のウィペットも、かなり寒さが苦手な犬種です。毛が短い上にシングルコートなので、寒い季節は温かい服を着せてあげましょう。

トイプードル

モコモコとした被毛を持っていて、ぬいぐるみのような愛らしさのあるトイプードル。一見暖かそうに見えるのですが、被毛に密度がないので寒さには弱いです。またトイプードルは、体温を維持するためのアンダーコートを持ちません。寒い季節は防寒対策が必須です。

チワワ

チワワは、犬の中でも最も寒さに弱いといわれている犬種です。特に「スムースコートチワワ」という種類は、体が小さく被毛が短めなので、とっても寒さに弱いです。特に子犬の時期は、人間以上に寒さ対策を行ってあげましょう。

ミニチュアピンシャー

ミニチュアピンシャーも、寒さに弱い犬種として知られています。毛が短い上に皮下脂肪が少ないので、体温調節がとても苦手。必ず室内で飼うようにして、温度調節にも気を使ってあげましょう。

寒さに弱い犬の特徴は?

犬種以外にも、寒さに弱い犬にはいろいろな特徴があります。どんな犬が寒さに弱くなりやすいのかまとめましたので、犬を飼っている方は参考にしてみてください。

室内で飼っている犬

室内で飼っている犬は、寒さへの耐性が下がっていきがち。元々は寒さに強い犬種だったとしても、お部屋の中の環境に慣れると寒さが苦手になることもあります。

子犬やシニア犬

幼い子犬や体力がなくなってきたシニア犬も、寒さに弱いです。うまく体温を調節できないことが多いので、愛犬が暮らす環境には気を使ってあげてください。

小型犬

体が小さな小型犬は、体積に比べて表面積が大きいので体温が下がりやすいです。また体が地面に近いので、冷たい冷気を感じやすいのも特徴。被毛が多い小型犬にも、寒さへの対策は必要不可欠です。

あまり運動をしない犬

あまり運動をしない、散歩の時間が少ないワンちゃんも、寒さに弱くなる傾向があります。体を動かさないと筋肉量が少なくなって、熱を生む体の代謝が落ちてしまうんです。少しでも寒さへの耐性をつけるためにも、しっかり運動させてあげましょう。

愛犬を守るための寒さ対策

暖かい服を着せてあげる

寒さに弱い犬種には、暖かい服を着せてあげましょう。保温性の高い洋服を1枚着せてあげるだけで、体温が下がりにくくなります。中には服を嫌がる子もいるので、普段から服を着せる練習をしておくと良いですよ。

エアコンで室温を調節する

ブルブルと震えている、体を丸めているなどの行動が見られたら、エアコンで室温を調節してあげましょう。ヒーターやストーブとは違って、エアコンならば犬の体に直接当たらないので安心です。愛犬のお留守番のときには、エアコンで寒さ対策をしてくださいね。

またワンちゃんが過ごすケージには、エアコンの風が当たらないように注意しましょう。どうしてもケージがある場所と風が当たる位置が被ってしまう…というときは、サーキュレーターなどで風の通り道を変えると良いですよ。

湯たんぽやペットヒーターを使う

寒さが厳しい地域に住んでいる場合、寒さに強い犬種にも対策が必要になることも。そんな方におすすめなのが、湯たんぽやペットヒーターです。飼っているワンちゃんのサイズに合わせた商品を使ってくださいね。

飼っている愛犬の寒さへの耐性を知りましょう!

「犬は寒さに強い」といわれていますが、犬の年齢や種類によっては寒さに耐性がない子もいます。また寒さに強い犬種でも、抜け毛が多い時期や子犬の時には寒さへの耐性が下がってしまうことも。

まずは、飼っている犬が寒さに強い犬種なのかを把握しましょう!愛犬が快適に過ごせるよう、その子にあった寒さ対策をしてあげてくださいね。

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