10年以上前、飼っていた愛犬(シニア)の将来への不安から当時まだ余り知られていなかった老犬介護の民間資格を取得。地元堺市で訪問介護サービスとしてスタート。以降10年以上、ペット介護を特徴に『あなたの街の老犬老猫サポーター』として活動させていただいています。
こんにちは!
関西を中心にシニアペットのお世話からオーナー様のご支援まで、「若い子からシニア、高齢までOK。
ワンちゃん、猫ちゃんの総合サービス『ペットケアステーション大阪』代表、杉原真理と申します。
今回で、ペット介護のコラムも5回目になりました。
いつも、コラムに対するご意見、ご要望、そして、ご感想ありがとうございます。
読者様からのお言葉は励みになりますし、何かしらお役立ちいただけたならば、スゴクうれしいです。
また、ご意見、ご要望は楽しみにしていただけるようなコラム執筆の参考とさせていただきますので、どうぞ、よろしくお願いします。
あと、コラムの内容がよかったら、ぜひ、お友達にもご紹介下さいね。
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早速ですが、これまでにコラムを4回配信させていただいたのですが、如何でしたか?
想うことがあって人間の介護業界から転身して10年以上ペット介護に携わって来た経験を元に、初回は、約10年間のペット介護における今昔物語を書かせていただきました。
その後、3回に分けてペット介護に関する私なりの想いや将来への期待(希望)について書かせていただきました。
ですが、私からの一方的でちょっと真面目(重め?)なメッセージが続いたので、「もう、おなかが一杯!」と、少々胸やけ気味(?)になられた方もいらっしゃるかもしれませんね(汗)。
そこで、ここからは少し柔らかめに変えて、私が日々のお仕事を通じてペット介護の現場で出会ったちょっぴりジーンと来るお話しから、今すぐ使える現場の役立ち情報、そして、面白かった、楽しかったこと、、、などなど
わんちゃん、猫ちゃんに関する現場便りを物語(ストーリー)風にお伝えしていきたいと思います。
ということで、早速ですが今回のコラムを始めますね。
先日、TVであるニュース番組を見ていた時のことです。
そのニュース番組のテーマが、
「高齢者と、将来の介護への危機感」
ということで、一見、動物とは関係なさそうな真面目な内容だったのですが、私自身ペット業界に入る前は人間の介護業界で長く働いていたので、懐かしさもあってこの高齢者に関する介護特集を見ていたんですね。
番組では、現在、高齢の方の認知症、特に女性が増えている。
との発言から、「他人事ではないなぁ」と思いながらも、、
「じゃあ、認知症予防のために今、なにをしたらいい?」
そんな、TVに向かって突っ込みを入れたくなるような、そんな流れになったので、まぁ、徐々に真剣に見始めたんですね。
ちなみに、ペット業界でも最近ペット(ワンちゃん)の認知症が多いこと、私自身も色々な所でお話ししていました。
あっ、話しが少し脱線したのでニュース番組に話しを戻しますと、「高齢者の方が○○○していると、将来、その方の介護リスクが半減するんですよ。」といったお話しがあったんです。
そこで、突然ですがクイズ!
さて、
この「○○○」には何が入るでしょう??
・・・
・・・
・・・
如何でしょうか?
勿論、こちらのコラムで挙げているエピソードなので大方の察しはつくかとは思いますが、
答えをいうと、実はこの「○○○」、「ワンちゃんを飼っている」なんですね。
(ちょっと嬉しい!)
※文字数が合ってない、字余りについてはご愛敬ということでスミマセン!
で、そのココロ(理由)は?
一つめは、何と言っても「運動」ということらしいです。
番組で挙げられていた調査結果によると、高齢者も含め、ワンちゃんを飼っている人の約7割が毎日ご自身でお散歩されているとのこと。
私のお客様を見ていても、高齢の飼い主さんが皆、とても元気なんですね。
「この子のために元気でいないと、お散歩やお世話ができないから。」と、普段から体力づくりをされている方もいらっしゃるんですよ。
(ちなみに、体力作りで多いのがヨガです)
実際、私のお客様にも70歳代の方がいらっしゃいますが、本当に足腰もシッカリされていて、実年齢よりも若く見えます。
そして、2つめの理由としては、「ペットがもたらす癒し。」だそうです。
(これまた嬉しい!)
高齢になると子供も自立していて、高齢者だけの世帯になることも多い(普通?)ので、やはりペットがいることで精神的な支えになるという事でしょうか?
勿論、昨今のペットの長寿化で高齢になってからペットを飼い始めると、
✔ペットが取り残された。
✔ご自身の介護状態から十分にお世話が出来なくなった。
✔経済面的に厳しくなった。
などなど、お声をいただくのも事実。
とは言え、ご家族や私たちのようなペットのお世話代行する業者(外部のサポート)によって、ペットの終生も考えつつ、ずっと飼いつづけることが出来そうであるならば何歳になってもペットを飼っていただきたい。
私自身は、そう、本音として思っています。
あと、番組内ではお話しがなかったのですが、私自身は、3つめの理由として「アタマの体操」を挙げたいですね。
実際、ペットを飼っていると良くお判りかと思いますが、人間の子育てと同じように色んな事が起きますし、そのたびに色々と考えたり悩んだりすることがあります。
何より、お世話をすることって段取りや手順、注意することを考えるなど、実は結構アタマを使うことも多いんですね。
なので、アタマの体操になって、良いと私は思っています。
ちょっと待って下さい。
ここまで読んでいて、何か物足りないと思いませんでしたか?
「運動になる。」
「癒しになる。」
「アタマの体操になる。」
これって、猫ちゃんでもいっしょじゃないですか?
TV番組では、運動=散歩となっていたのでワンちゃんとなっていましたが、猫ちゃんって元々動きが早い(俊敏な)ので、追いかけたり捕まえたりするときって結構大変なんですよね。
勿論、ワンちゃん同様癒しにもなりますし、お世話をするということでは猫ちゃんでもしっかりアタマを使います。
つまり、猫ちゃんでもワンちゃんでも高齢化社会にうれしい効果としては変わらないということですね。
なんらかのご事情で、ペットを飼ったことが無い方もまだまだ多いかと思いますが、やはり一度飼ったことがあると、苦労をしたり、想定外のことで面倒と感じたり、ペットロスを経験したり、あるいは、思った以上にお金が掛かるなど、
(実際、最近、ショップでは一部の人気犬種が高騰しているようですが)
「しばらくはいいかな。。。」
と思われる方がいらっしゃるのも事実かもしれません。
でも、でもですね。
人間の子供でも同じですが、こういった苦労や悩むことも含めての家族なんですよね。
なので、特に人も高齢になってくると改めて家族との癒しを求めて2世代、3世代とペットを飼い続ける人が多いです。
(私自身、そうかもしれません)
今回、偶然ニュース番組でペットを飼うコトに対して前向きなお話しをお聞きすると素直にスゴク嬉しいですし、みんなにも「聞いて聞いて」って感じで、話したくなりますね。
このニュースを聞いてからしばらくは、何だか日頃の疲れも吹き飛んだ気がしました。
さて、本日のコラムは如何でしたか?
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そこでは現場便りの他にちょっとしたお役立ち情報から
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今回のコラムはこれまでとさせていただきます。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
ペットケアステーション大阪 杉原真理