愛犬用 野菜入りオートミールクッキー【ペット栄養管理士監修】

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山本由能(ペットフーディスト、ペット栄養管理士、犬の食事療法上級インストラクター師範)

「愛犬との暮らしをきっかけに犬の栄養学をたくさん学び実践してきました。
私が作ったごはんを愛犬が喜んで食べてくれる様子を見るのが何より幸せ。
愛犬の心と体を健康にするごはんを多くの人に伝えていきたいと思っています。」

 

5月から6月にかけて、本格的な暑さを迎える前のこの時期は、気温や湿度の変化により、愛犬の様子にも少しずつ変化があらわれやすい時期です。活動量が増えたり、食欲が出てきたりする場合には、必要な栄養やカロリーの調整も意識してあげたいですね。
たとえば、うっかりジャーキーや肉類に偏りがちになる場合は、野菜も少し取り入れてみることがおすすめです。

今回は、オートミールを使った簡単に作れるやわらかいクッキーをご紹介します。オイルを使わず、バナナや野菜の自然な甘みとトマトのほどよい酸味で、バランスよく食べやすく仕上げました。手でちぎっても粉が落ちにくいしっとりタイプなので、トレーニング時にも与えやすい一品です。

作り方とあわせて、与え方のポイントを、ペット栄養管理士の山本がご紹介します。

オートミールのバリエーション

オートミールには、ロールドオーツのほか、クイックオーツやインスタントオーツ、スティールカットオーツなどいくつか種類があり、それぞれ食感や調理のしやすさが異なります。

私たち人用のざくざくとした食感のクッキーにはロールドオーツがよく使われます。ですが、愛犬用のおやつとして取り入れる場合は、消化へのやさしさも考慮したいところです。

今回のような焼き菓子には、やわらかく仕上がりやすいインスタントオーツを使うことで、口当たりがよく、食べやすい仕上がりになります。用途や食感に合わせて、オートミールの種類を選ぶのもおすすめです。

市販のオートミールは種類の表記だけでは分かりにくいこともあります。迷ったときは、粒が薄く、やや細かく砕かれているようなものを選ぶと、やわらかく仕上がりやすくなります。

また、パッケージにふやかす時間の目安が記載されている場合は、時間の違いを見比べて選ぶのもおすすめです。

愛犬用 野菜入りやわらかオートミールクッキーレシピ

■材料

・バナナ 50g
・オートミール(インスタントオーツ) 25g
・トマト 20g
・野菜フレーク とうもろこし (https://petpro.jp/product_1007/) 10g

※上記のレシピは作りやすい分量です。適量を与えてください。
カロリー:約180kcal

 

 

■作り方

①バナナは皮ごと計って50gほどで準備しておきます。

②トマトをみじん切りにし、バナナと一緒に混ぜます。
バナナがつぶしにくい場合は、30秒ほど電子レンジで加熱してやわらかくします。

③野菜フレーク(とうもろこし)、オートミール、②に水大さじ1(分量外)を加えて混ぜます。

水の量は材料の水分量によって調整します。材料がまんべんなく混ざり、スプーンですくって軽く形をまとめられるくらいでOKです。

④オーブンシートの上に、③の生地を直径2cmほどになるようにスプーンですくってのせ、薄く伸ばします。(今回の分量で約16個分です)
160℃に予熱したオーブンで約20分焼いたら出来上がりです。

■与える量(給与量)の目安やアレンジ

今回のレシピは、全量で約180kcalです。オイルを使用していないため軽めの仕上がりですが、おやつとしては与えすぎに注意しましょう。

やわらかい食感でも、オートミールやバナナには食物繊維が含まれているため、一度にたくさん与えるとお腹がゆるくなることもあります。

目安として、体重4kgの小型犬であれば、1日に2~3枚程度から様子を見ながら与えるのがおすすめです。

賞味期限の目安は、水分を多く含むやわらかいクッキーのため、気温が高い時期は冷蔵庫で保存してください。3日以内を目安に早めに使い切るようにしましょう。冷蔵庫に入れると乾燥して硬くなりますが、電子レンジで10秒ほど温めると、やわらかさが戻りやすくなります。

少量ずつ作りたい場合は、生地を薄く伸ばした状態で、作りたい分だけ残し、残りは冷凍保存するのもおすすめです。
焼く際は、軽く解凍してから包丁で切り分け、加熱してください。

さいごに

今回は、野菜の甘みがおいしいクッキーのご紹介でした。犬は甘みのあるものへの反応が良いため、こうしたおやつに、普段あまり食べない野菜を少し混ぜて、食べ慣らしていくのもおすすめです。

野菜フレークはとうもろこし以外にも、かぼちゃ、にんじん、じゃがいもなどさまざまな種類がありますので、ぜひ愛犬の好みに合わせて楽しんでみてください。