
「愛犬との暮らしをきっかけに犬の栄養学をたくさん学び実践してきました。
私が作ったごはんを愛犬が喜んで食べてくれる様子を見るのが何より幸せ。
愛犬の心と体を健康にするごはんを多くの人に伝えていきたいと思っています。」
たくさん遊んで体に熱がこもったら、私たちはアイスクリームやかき氷を食べたくなりますね。愛犬にも、糖分や脂肪分を控えながら楽しめるひんやりおやつがあればと思うことはありませんか?
そこで今回は、牛乳(お好みでヤギミルクや豆乳でも可)で作るミルク寒天を凍らせて作る「ミルクジェラート」をご紹介します。寒天は溶けにくい性質があるため、ジェラートのような食感を楽しめるのが特徴です。前日に凍らせておき、少し解凍してから攪拌すると、ひんやりなめらかな仕上がりになります。
今回は、野菜フレーク かぼちゃのソースを添えたヘルシーなジェラートのレシピです。作り方とあわせて、与え方のポイントをペット栄養管理士の山本がご紹介します。
上手にクールダウンを
犬は汗をかいて体温を下げることが苦手な動物です。そのため、暑い日の散歩や庭遊びの後は、日陰で休憩したり水分を補給したりして、体を落ち着かせる時間も大切です。
特に興奮して遊んでいる最中は、自分から休憩を取らない犬も少なくありません。私たち飼い主が様子を見ながら、涼しい場所へ移動したり、水分補給を促したりすることが熱中症予防にもつながります。
今回ご紹介するミルクジェラートは、そんなクールダウンの時間に楽しめるひんやりおやつです。暑い日に少し体を休ませたいときのごほうびとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
愛犬用 ミルクジェラート かぼちゃソース添え
■材料
・牛乳(ヤギミルクや豆乳も可) 200cc+大さじ2(攪拌用)
・粉寒天 4g
・野菜フレーク かぼちゃ (https://petpro.jp/product_1006/) 2g

※上記のレシピは作りやすい分量で、野菜フレークは1食分の目安量です。
適量を与えてください。
カロリー:約140kcal

■作り方
①鍋に水400cc(分量外)と粉寒天をよく混ぜてから加熱します。沸騰したら一度鍋底までかき混ぜ、吹きこぼれないように注意しながら2分ほど加熱したら火を止めます。
寒天はしっかり沸騰させて溶かすことが大切です。加熱が不十分だと固まりにくくなるため、この工程は省略しないようにしてください。

② ①の粗熱がとれたら牛乳を混ぜ、容器に小分けして冷凍します。製氷器を使ってもいいでしょう

③冷凍したミルク寒天は冷蔵庫へ移し、2~3時間ほど置くと手で崩せるくらいの固さになります。細かく崩したら、牛乳大さじ2を加えてブレンダーで攪拌し、なめらかにします。
氷の粉砕に対応したブレンダーを使用する場合は、冷蔵庫で置く時間を短縮することもできますが、機器への負担を減らすためにも少しやわらかくしてから攪拌するのがおすすめです。
※ブレンダーは氷の粉砕に対応した機種を使用してください。また、対応機種でも氷のサイズに指定がある場合がありますので、取扱説明書をご確認ください。

④野菜フレーク かぼちゃに水大さじ1(分量外)を加えてソースにします。器にミルクジェラートを盛り、かぼちゃソースをかけたら出来上がりです。

■与える量(給与量)の目安やアレンジ
今回のレシピは、全量で約140kcalです。体重4kg前後の成犬であれば、1回あたり全量の1/9程度(約15kcal)が目安です。
ミルクジェラート自体には甘みがついていませんが、私たち用にはちみつなどシロップをかけるとおいしく食べられます。ご家族みなさんで楽しんでください。
愛犬たちが外で遊ぶ前にジェラート状まで仕上げておくと、冷蔵庫で1時間ほどはその状態を保つことができます。時間が経つと少し水分が出てきますが、軽く混ぜると再びジェラートのような食感になります。
暑い日の庭遊びや散歩のあとなど、クールダウンが必要なときのおやつとして活用してみてください。ただし、冷たいものが苦手な愛犬やお腹がゆるくなりやすい愛犬には、与えすぎないよう注意し、体調を見ながら取り入れてください。
さいごに
暑い季節は、水を飲むだけでなく、食べ物からも水分を摂る工夫が役立ちます。
体が熱くなっているときは、ひんやりしたお楽しみがうれしいもの。
暑い季節ならではのお楽しみとして、愛犬の様子を見ながら取り入れてみてくださいね。









