
「愛犬との暮らしをきっかけに犬の栄養学をたくさん学び実践してきました。
私が作ったごはんを愛犬が喜んで食べてくれる様子を見るのが何より幸せ。
愛犬の心と体を健康にするごはんを多くの人に伝えていきたいと思っています。」
ハロウィンといえば、やっぱりかぼちゃ!今年は愛犬にも、ハロウィン気分を楽しめる「かぼちゃスープ」を作ってみませんか。
かぼちゃのやさしい甘みに、ささみや野菜を合わせたスープに、キャロブで色づけしたコウモリせんべいをトッピング。見た目にもハロウィンらしい一品に仕上げました。
主食ではなく、いつものごはんへのトッピングや副菜、おやつとして楽しむ一品です。ハロウィンのお楽しみのひとつに、愛犬と一緒に楽しんでみてはいかがでしょう。
作り方とあわせて、愛犬に与えるときのポイントを、ペット栄養管理士の山本がご紹介します。
キャロブパウダーってどんなもの?
キャロブパウダーは、犬用のおやつ商品にもよく使われており、愛犬のおやつ作りにも取り入れられる食材です。
キャロブは、地中海沿岸などで育つマメ科の植物「イナゴマメ」のさやを乾燥させ、粉末にしたものです。茶色く、ほんのりとした自然な甘みと香ばしさがあることから、お菓子作りではココアやチョコレートの代わりに使われることもあります。
犬にチョコレートやココアを与えることはできませんが、キャロブにはチョコレートで問題となるテオブロミンが基本的に含まれないため、犬用のおやつの色づけなどにも利用されています。バレンタインのおやつ作りにもぴったりですね。
食物繊維をはじめ、カルシウムやカリウムなども含みます。今回のレシピでは、コウモリせんべいを黒っぽく仕上げるために少量使用しました。
愛犬用 ハロウィンのかぼちゃスープレシピ
■材料
【スープの材料】
ささみ 36g
にんじん 9g
オクラ 1本
野菜フレーク かぼちゃ 8g
黒ゴマ ひとつまみ
【トッピング用コウモリせんべいの材料】
米粉10g
野菜フレーク かぼちゃ(https://petpro.jp/product_1006/) 5g

キャロブパウダー 2g
※上記のレシピは作りやすい分量です。適量を与えてください。
カロリー:約130kcal(材料全量)
野菜フレーク かぼちゃは、スープとトッピングの両方に使います。にんじんは、お好みで型抜きしますので、型の大きさに合わせて適量を用意してください。

■作り方
①にんじんは薄切りにし、お好みで星形に型抜きします。オクラは輪切りに、ささみは愛犬が食べやすい大きさに切ります。

②小鍋に水200cc(分量外)と①の材料を入れて加熱します。材料に火が通ったら火を止め、「野菜フレーク かぼちゃ」を加えてよく混ぜておきます。

③米粉、野菜フレーク かぼちゃ、キャロブパウダーをビニール袋に入れ、水大さじ1(分量外)を少しずつ加えながら手でもみます。
写真のように、生地がひとまとまりになるくらいの硬さを目安に、水の量を調整してください。
生地を1~2mmほどの厚さに伸ばし、冷蔵庫で15分ほど冷やしておくと、型抜きしやすくなります。

④ ③の生地をお好みのハロウィン型(今回はコウモリ)で抜き、目の部分に黒ゴマを埋め込みます。フライパンにクッキングシートを敷き、両面を焼いてしっかり火を通します。
器に②のスープを盛り、焼いたコウモリせんべいをトッピングします。仕上げに残りの黒ゴマをすってふりかけたら、出来上がりです。

■与える量(給与量)の目安やアレンジ
今回のレシピは、材料全量で約130kcalです。このうち、コウモリせんべいを除いたスープ部分は約70kcalです。
たとえば体重4kgの成犬なら、スープを1日分のトッピングや副菜として数回に分けて与え、その分、いつもの主食の量を調整するとよいでしょう。
コウモリせんべいは作りやすい分量でご紹介しています。スープには1枚をトッピングし、残りは一度に与えず、数回に分けておやつとして楽しんでください。
なお、適量は運動量や日頃の食事内容などによって個々に異なります。いつも与えている1日の食事のカロリーと比べながら調整してください。
また、食べ慣れないものは一度にたくさん与えず、少量から試しましょう。太りやすいパートナーの場合も、少量を心がけてください。
さいごに
スープは、愛犬が日頃から水分をとるための工夫のひとつとして取り入れやすいメニューです。お肉や野菜など、愛犬の好きな食材を加えると、食べる楽しみも広がります。
ただし、具材を増やせばその分カロリーも増えます。運動量に見合わないカロリーの食事が続けば、体重増加や肥満につながることもあります。
いつもの主食が総合栄養食の場合は、その栄養バランスを大きく崩さない範囲で量を調整しながら、季節のイベントとして楽しんでくださいね。









